GRID MEMORY / SPATIAL WORKING MEMORY

グリッド記憶

グリッド記憶は、格子状に並んだマスのうち何マスかが一瞬だけ光り、光が消えたあとに同じ位置を選び直す課題です。

グリッド記憶ゲームは無料で遊べます。アプリのインストールや会員登録は不要で、PCとスマートフォンのブラウザを開くだけで始められます。成績はお使いの端末内にのみ保存されます。

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グリッド記憶ゲームとは?

画面に並んだマスのうち何マスかが同時に光り、短い時間で消えます。消えたあとに、光っていたマスをすべて選び直します。位置を言葉に置き換えて覚えることが難しいため、見た配置をそのまま一時的に保つ必要があり、視空間的な短期記憶を使う課題として扱われます。

記録するのは、この課題をどのように進めたかです。1回の結果から、一般的な記憶力や健康状態を判定することはできません。

遊び方

  1. 「始める」を押すと、READY表示のあとにグリッドが表示されます。
  2. いくつかのマスが同時に光ります。位置を覚えてください。
  3. 光が消えたら、覚えたマスをクリックまたはタップして選びます。選び直したいときは、もう一度押すと選択を外せます。
  4. 「回答する」を押すと判定されます。光っていたマスと選んだマスが完全に一致したときだけ正解です。
  5. 全10ラウンドを終えると結果画面に切り替わります。

難易度は自動で変わります

正解すると次のレベルへ進み、間違えると同じレベルをもう一度挑戦します。2回続けて間違えると1段階下がります。レベルは1から10までで、下限はレベル1、上限はレベル10です。

  • レベル1:3×3のグリッド・3マス・表示時間1500ミリ秒
  • レベル2:4×4のグリッド・4マス・表示時間1300ミリ秒
  • レベル3:4×4のグリッド・6マス・表示時間1200ミリ秒
  • レベル4:5×5のグリッド・7マス・表示時間1100ミリ秒
  • レベル5:6×6のグリッド・9マス・表示時間1000ミリ秒
  • レベル6:6×6のグリッド・11マス・表示時間900ミリ秒
  • レベル7:7×7のグリッド・12マス・表示時間850ミリ秒
  • レベル8:7×7のグリッド・14マス・表示時間800ミリ秒
  • レベル9:8×8のグリッド・16マス・表示時間750ミリ秒
  • レベル10:8×8のグリッド・18マス・表示時間700ミリ秒

記録される指標

  • スコア:ラウンドに正解するたびに「100 + レベル × 20」点が加算されます。一部だけ合っていた場合は加算されません。
  • 最高レベル:そのセッションで到達した最も高いレベルです。
  • 正答率:全10ラウンドのうち、完全に一致したラウンドの割合です。
  • 連続正解数:続けて正解したラウンド数の最大値です。

視空間記憶の研究から

以下は、この課題に関連する研究の要点です。このゲームに効果があることを示すものではありません。

  • 視空間の一時記憶は独立した仕組みとして扱われる:ワーキングメモリの代表的なモデルでは、言語的な情報とは別に、視覚と空間の情報を一時的に保つ仕組みが想定されています(Baddeley, 2003)。
  • 同時に保てる視覚項目の数は多くない:複数の対象を同時に提示して記憶を調べた研究では、保持できる項目数はおよそ4個程度と報告されました(Luck & Vogel, 1997)。
  • 短期記憶の容量はおよそ4チャンク:さまざまな課題の結果を整理した検討では、まとまりを作れない条件での容量はおよそ4チャンクと再評価されています(Cowan, 2001)。
  • 配置に規則があると多く覚えられる:マス目状のパターンを同時に提示して記憶を測る課題では、順番に提示する課題とは異なる成績の傾向が示され、視空間記憶を切り分ける手段として使われてきました(Della Sala et al., 1999)。このゲームで4マスを超えて覚えられることがあるのは、配置をまとまりとして捉えられるためと考えられます。
  • 順番を再生する課題とは別物:位置を1つずつ順番に提示して順序を再生するCorsiブロック課題については、標準化された実施手続きと基準データが報告されています(Kessels et al., 2000)。このゲームは順序ではなく配置を再現する点で異なります。
  • 訓練効果の広がりは限定的:ワーキングメモリ訓練のメタ分析では、訓練した課題に近い成績は短期的に上がるものの、訓練していない能力への一般化を示す確かな証拠は得られませんでした(Melby-Lervåg & Hulme, 2013)。
  • 脳トレ全般の証拠も限定的:脳トレプログラムの証拠を包括的に検討した報告では、練習した課題が上達する証拠は多い一方、日常生活の能力まで広がる証拠は乏しいと結論づけられています(Simons et al., 2016)。

まとめると、グリッド記憶は視空間の短期記憶を扱う研究と同じ系統の課題形式ですが、続けることで日常の記憶力が良くなると示した研究ではありません。結果は今回の課題条件での自己観察として扱ってください。

参考文献

よくある質問

グリッド記憶ゲームは無料で遊べますか?

はい。グリッド記憶ゲームは無料で遊べます。料金は一切かからず、会員登録も必要ありません。

アプリのインストールは必要ですか?

必要ありません。アプリのインストール不要で、PCやスマートフォンのブラウザを開くだけで始められます。成績はお使いの端末内にのみ保存されます。

Corsiブロック課題と同じものですか?

同じではありません。Corsiブロック課題は位置が1つずつ順番に提示され、その順序を再生します。このグリッド記憶では複数のマスが同時に光り、順序ではなく配置を再現します。

何マス覚えられれば普通ですか?

このゲームの成績に「普通」の基準はありません。覚えられる数はグリッドの大きさ、表示時間、配置の規則性、端末や画面の見やすさによって変わります。

結果から記憶力を診断できますか?

できません。結果は今回の課題条件での自己観察として扱い、医療的な診断や健康状態の判断には使いません。